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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2005年08月22日

深川森下『元祖カレーパンのカトレア』の『ずんだあんぱん』

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↑カレーパンの袋にはその歴史も記されている。右が『ずんだあんぱん』

下町の老舗パン屋さん『カトレア』(江東区森下1-6-10 日休 平日7〜19祭8〜18)
といえばもちろん『元祖カレーパン』(147円)。

ちなみに、すぐ近所には8月14日の手打ち蕎麦『京金』
8月10日の『森下の浪花屋のたいやき』
など美味しい店が100m以内という「スーパートライアングル」です。

「カトレア」は『名花堂』の名で深川常磐町で1877年(明治10年)に創業され、
現在は4代目、128年の歴史があります。

この『名花堂』はあの銀座の「木村屋」などとも並び当時からの名店だったそうです。

―さて
昭和2年7月に新案登録(当時の名前は『洋食パン』 )されて以来作り続けている
馴染み深い、揚げた『元祖カレーパン』 。
カレーパンだけでも78年の歴史があるわけです、すごいぞ。

調べてみると、この『カレー』&『揚げた』点が新案登録のポイントだったようです。
80年前もカレーはやはりすごい人気。
これをパンで包んで高級洋食の『カツレツ』のように衣を付けて揚げてみた。

まさしく『洋食パン』だったわけです。

つまり「美味いものコラボレーション」の元祖とも言える。
しかもそのコラボのアレンジがほんとに絶妙です。

いかにリミックス文化を誇る日本でも
これが80年近く同じテンションの人気を保つっていうのは並々ならぬ事。

次々と生まれては消えて行く「泡沫リミックスフード」とは比べ物になりませんね。

↓クリックで拡大。のぼりと看板に『元祖カレーパン』のロゴが
aloha 846.jpg

その理由はやはり味でしょう。

ここ10年位は「より辛い」カレーが人気ですが
『元祖カレーパン』の方はあまり辛くない。
きちんと作った昔ながらのカレーの味です。
辛いのは別に『辛口カレーパン』 (158円)があります。元祖は味をキープ。

「懐かしいカレー」というと
家庭のカレー、蕎麦屋のカレー、とか表現されがちですが
このカレーパンはちょっと違います。

まず市販のハ○スとかグ○コとかのカレールウの味はしません。
そもそも「懐かしいカレー」をあのインスタントカレールウの味とは私は思わないけど。

蕎麦屋さんのは鰹だしが利いているのでそれも違います。

えーと・・・カレーパウダーと野菜(玉ねぎ)と小麦粉系の味です。
おそらくあまり昭和初期と製法的には変化してないのでは・・。

しかも中身がたっぷりで生地が割と薄めだから結構「ずしっ」と重い
この辺も絶大なる人気をキープしてる理由でしょう。

あと、皆さんやはり『下町の老舗』って好きですよね。
私も大好きだけど、やはり培ってきたものは偉大です。

特に下町の大衆美味はお買い得だしね。行くだけで楽しい。
知る限りではこちらの製法は
「カレーには野菜たっぷりでニンジンやタマネギ、豚ひき肉が入り、
厳選したサラダ油と綿実油をミックスした油でサッと揚げ」る。

お店でも「モタレ感がなく、健康にも大変良い食べ物です」と謳ってます。

毎日毎日、揚げに揚げてるこのカレーパンは1日に700個とも聞きます。
♪ま・いにち毎日僕らは・・♪揚げられてばかり、でも、

やはりカレーパンでは歌にはなりにくい。(たいやきを引きずってる・・)
焼き上がりは朝7:00、9:00、11:00、昼3:00の4回らしいです。(お店で訊くのを忘れた)

↓クリックで拡大
aloha 893.jpg

さて家でもいただきます。

個別に(開封した)袋に入っているのでべたつきません。
でもカリッとさせたい。
記載の「おいしい召し上がり方」には
「電子レンジ3〜40秒後、オーブントースターで2分・・カリッと揚げ立てのように」と。私はトースターでカリッとさせてから半分に切ってみました。

中身がたっぷりと昔のカレーらしい黄色い具材でうまそー。
カレーは奇をてらわずに裏切りのない味。
「びっくりさせるつもりはみじんもないぞ」と。

パンも「ルーツはカツレツ」に、なるほどの揚げ方
改めて、「さすがは『洋食パン』ハイカラな味」です。

ここまで書いてきて「あれ『ずんだあんぱん』のレポートだったっけ?」と
そうだ、何せ「パン屋さんのあんぱん」を書かねば。

そうです
あんぱんも種類豊富です。
粒あん、こしあん、あんぱんまんあんぱん(上から読んでも山本山かい)など。
パンじゃないけど「シベリア」もある!惹かれる〜。
今プッシュしてるのは『深川あんぱん』という大福豆入りデニッシュあんぱん

でも私が最も惹かれたのは『夏季限定ずんだあんぱん』 。

「うぐいす」じゃない「ずんだ」しかも夏季限定!

つまり「ずんだあん」をちゃんと生の枝豆から作ってるだろうか?すごい食べてみたい!

aloha 894.jpg

↑さっそく断面拝見。おーこの色は確かに他のずんだあんとは違う。
やや薄めの緑で枝豆の粒々もいっぱい あるぞ。

あんこはやはり昔ながらの少し甘みが強めのもの。
夏季ということで特に「枝豆のあん」は傷みやすいからかもしれません。
保存料はまず使ってなさそうだし。
私は少し冷やした方がよりおいしくいただきました。。

お店はとってもきさくな雰囲気で
他にも量り売りの小さい「ぶたまん」(中華まん、じゃないところがナイス)
やさまざまなミニ菓子パンも量り売り
カンパーニュだってある。
いろいろ食べたいのでまた来ます。
でもこの辺はおいしいあんこものが多くて・・
どれ食べよう・・。

あー大食いチャンピオンがうらやましいなー。

posted by あんころりん at 17:39| 東京 🌁| Comment(5) | TrackBack(1) | パン屋さん(あんぱん) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わ〜い、カトレアの元祖カレーパン大好き〜!
なかなか森下へ行く機会がないのですが、ときどきデパ地下で見かけると必ず買います、並んでも買います(笑)
辛口もいいけれど、わたしの好みはやっぱり甘口なカレーパン。あんころりんさんの考察どおり、昭和初期な味がいいですよね。
ところでずんだあんぱんいいなあ〜。食べてみたいなあ〜。
Posted by kozue at 2005年08月22日 23:28
わーい、さすがkozueさん、おいしいものわかってるぅ。そーなんですよね。あのカレーパンはあの味だからいいんですよね。
私は相当辛いものでも平気で食べられるし辛いカレーパンは好きだけど。
カトレアのはあの味を変えてはいけないのです。
ずんだあんぱんは結構甘めです。砂糖を多くしてるみたい。でも私「ずんだあん好き」なのです。
見ると買うアイテムの一つ。期間限定ですよ〜。
Posted by あんころりん at 2005年08月23日 14:21
追伸:私も大食いチャンピオンが羨ましいですー。あんなに一杯食べられたら気持ちいいだろうなあ、と思います。
 私って食べれば食べるだけ太るんですよ、これってコストパフォーマンスがいいのか?悪いのか?
Posted by のりたま(げ) at 2006年02月03日 00:29
 あんころりんさん、こんばんは!
 私の日記の八つ当たり的「深川あんぱん」にコメントありがとうございました。(しかもカレーパンにも好意的なこと書いてなかった私なのに(^^;;;)
 ずんだあんぱん食べたいですねぇ。この頃、ずんだもすっかりメジャーですよねえ。早く夏になれ(笑)
 しかも一杯一杯あちこちにコメント多謝であります。
 
Posted by のりたま(げ) at 2006年02月03日 00:33
★のりたま(げ)さん
早速のコメントありがとうございます♪
実は・・私はものすごいTV東京の大食いチャンピオンマニアだったりします。と言ってもここ5年位だけど。食べてもなかなか消費しないってことは一応コストパフォーマンスめちゃ良いのでは。
でもそのために余分に運動するとなると・・。

★もう一回のりたま(げ)さん
いえいえ。深川あんぱんは・・。
でもお近くだと厳しくなるものですよね。
あっちこっちまとめ書きでごめんなさい〜。
ずんだってほんとにおいしいですね、
大好きです。
でも物産展行くと今は必ずありますね。
Posted by あんころりん at 2006年02月03日 01:15
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森下「元祖 カレーパン カトレア」を探検
Excerpt: 11月18日 元祖 カレーパンの店が江東区内にあったなんて知らなかった〜 元祖 ...
Weblog: 江東探検隊
Tracked: 2005-11-04 13:54
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