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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2005年08月24日

国産本わらび粉100%『こ寿々のわらび餅』は驚異の粘り腰

aloha 686.jpg
↑本わらび餅は、ほど良く(10度位)冷やしていただきます。

『わらび餅』といえば関東近辺では
やはり鎌倉由比ガ浜
こ寿々(鎌倉市由比ヶ浜1-1-9 無休 11時〜17時半 販売は〜18時)でしょう。
もはや稀少となってしまった国産本わらび粉100%『すごいやつ』です。

あまりにも「わらび餅」の方が評判になったので
ご存じない方もいると思うけど
実はこちらも元々は『蕎麦屋の甘味』です。

8月14日のスイーツバトン記事
『おすすめは江戸前『蕎麦屋の甘味』−甘いバトンです』
でもいくつか紹介しているけれど

美味い蕎麦屋で甘味を出している場合は
9割方はクオリティの高いプロフェッショナルな一品が出されます。

で、こちらの『こ寿々』もその最たるもの。

他の蕎麦屋さんと違う点は
通常、蕎麦屋の甘味は蕎麦粉などを使った出来立てで
その場でいただかないと味が落ちてしまうものばかり。

でも『こ寿々のわらび餅』 (小経木箱 9切れ入り735円)は翌日までOK。
つまり持ち帰りの出来る「蕎麦屋の生菓子」。

↓クリックで拡大。これが小箱9切れ入り。大14入り1050円もある。
aloha 677.jpg

もちろん蕎麦屋さんらしく素材も厳選。
『わらび餅』はもちろん国産本わらび粉100%
添付の、黒蜜は沖縄の波照間の黒糖から
。きなこもおいしい。


元々評判の高かった
本業の手打ち蕎麦屋『段葛 こ寿々』 (鎌倉市小町2-13-4 月休11時半〜18時半)
に蕎麦ばかりでなく『わらび餅』目当ての客で行列が出来てしまうほどなので
甘味処『由比ヶ浜 こ寿々』を開いたみたいです。

お店でいただけるのは「わらび餅」「豆寒」各525円「ところてん」420円のみ
蕎麦屋さんの甘味メニューと同じです。

さて最初に食したのが3〜4年前なんですが、
実はそのときはここがそれほどの有名店とは知らなかった、
偶然の嬉しい出会いです。

ウィンドサーフィンに夢中だったので
鎌倉の材木座海岸と由比ガ浜には年中通ってた。
しかし海から上がると鎌倉のおいしい店は皆早じまいで入れない。

どこか美味そうな店がないかとのぞいたのが
この甘味処の「こ寿々」 。 
甘味はすでに終了。
同行の家族は『くず餅』なら食べる弱・甘味ファン。
ここのは『あんなしわらび餅』でなので
せっかくだから、と買ってみました。
(確かに『わらび餅』にあんこ入れるのは、実は理解出来ないけど。)

↓切れてるけど粘着力高すぎて離れないの。経木箱入りも嬉しい。
aloha 679.jpg

家で、さあ食べようと取り分けようとして
「うわっ!何これ!」驚きましたね〜。
あまりにも粘り腰がつよくてナイフじゃ簡単に切りわけられない。
「何かに似てる・・」
思い出したのが『自然薯』です。あの粘り方。スライム顔負け。
このわらび餅も粘着度が高いのでナイフにくっついちゃって
しかも手で剥がそうとするとまた粘る。

おーこれは
吉田沙織かコマンドサンボ、はたまたグレイシー柔術か!
これだけの「強い粘り腰」、各格闘家諸君も見習いたまえ!
・・あ、すみません和菓子ですね。

あとで知ったのが
『少量の冷水をわらび餅にかけてからヘラ等で切り直し・・』とのアドバイス。

口にすると なめらかな舌触りとのど越し
さっきまで粘りまくっていたけど
お堅いわけではないのね。

↓クリックで拡大。画像ではここまでの粘りしかお見せできないのが残念
aloha 683.jpg

とにかく、これで初めて『練りに練った、本わらび餅』
目からウロコ、の美味しさを知ったわけです。

何でこんなに『練り』=粘り、が効いてるのか?
考えますに
蕎麦屋には「そばがき」という鍋で練るのが勝負!の一品があります。
蕎麦屋さんが「そばがき」を練る要領でわらび餅を練ればそれは粘るだろう。

個人的嗜好で
やたらにただ『柔らかい』甘い物が好きではありません。
それまでは
「やわらか〜いわらび餅」や「ふるふる感のわらび餅」しか
知らなかったので和菓子店のものは好まなかった。
ましてやあん入りなんて・・

かなりの衝撃でした、「本わらび餅、おそるべし」。

かわいいサイト食べ物日記
”わらび餅フリーク”ゆっかさんが
「東京にはあまりわらび粉がないですね」とコメントしてらした。

関西にはたくさん『強力粘り腰だがつるり、のわらび餅』があるんでしょうか?

現在の国産わらび粉の主なる産地は
6月27日の『池袋金泉堂の「ぎんつば」と「本練わらび餅」』
金泉堂さんが「大体が鹿児島だね、ピンきりだけど」といっていましたが。

何だか
京都あたりには上質のものがありそうです。
どなたかご存知?

※今回は西武渋谷店B館B1階「ザ・ガーデン」にて購入。
posted by あんころりん at 14:45| 東京 🌁| Comment(14) | TrackBack(1) | 和菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
京都の老松のわらび餅が個人的には好きです。
あんこを包んだ、わらび饅頭というのもよく見かけますが、東京にもあるのでしょうか?
Posted by お茶の子 at 2005年08月24日 22:39
こんにちは
リンクありがとうございます。

う〜ん、私は東京にきて、好みのわらびもちを最初は探しましたが、結局出会えなかったのであきらめました。
粘りのあるタイプは苦手なのです・・・

関西と関東の違いって・・・「ところてん」もしかり・・・甘くないところてん にはどうしても馴染めませんでした

京都はおいしいわらび餅がたくさんあるようです。
私は関西出身ですが、京都ではないので、あまり詳しくないのですが、「茶洛」のわらびもちとかはおいしかった記憶があります
「みずは北川」もおいしいです。
私の好みはやはり、プルプル感があるものです。

そろそろわらび餅の季節もおわりでしょうか〜

私はオールシーズン OKなんですけれど・・・
Posted by ゆっか at 2005年08月24日 23:03
先日鎌倉に訪れた際、妻に引っ張られて『こ寿々』に立ち寄りました(http://seraphim.jugem.cc/?eid=178)。あの粘りときな粉との食感は独特ですよね。『老松』のわらび餅も気になります。あのお店構えにわらび餅!風情を感じます。友人の地元『丹波篠山』ではところてんにきな粉をかけて食べるそうです。和菓子の懐の広さには驚きますね!
Posted by Cherubim at 2005年08月24日 23:36
☆お茶の子さん
こんにちは、老松今度チェックしてみます。
中にあんこの入った小ぶりの饅頭はたくさんあります。
ただこちらも「わらび餅」という名前で紛らわしいのです。個人的にわらび餅はあんこ入りのものが好きではないので時々がっかりします。
☆ゆっかさん
そうですか、残念ですね。でも私としては東京には粘りのないものばかりで(笑)好きではないんです。「こ寿々」以外は柔らかくて食べる気になれない(あとは金泉堂くらいかな〜。でも黄粉はこ寿々の方が・・)という・・。わらび餅の詳細に関してはすれ違いですね〜笑、残念。ところてんも葛きりみたいにいただくんですか?興味津々です。でも私も自分で黒蜜かけたことがありました、そういえば悪くなかったです。
☆cherubimさん
わーいお久しぶりです。そう「段蔓」は店が古い民家で素晴らしい佇まいですね。甘味も地味〜な様子が好きですが。ところてんと葛きりは同じ扱いなのでしょうか?ほんとに土地土地に楽しいことがたくさんあります。豊島屋のお汁粉良いですね〜。次回は私も。
Posted by あんころりん at 2005年08月25日 15:00
あんころりんさん、こんにちは!

すごい粘りですね〜
これはやっぱり蕎麦屋さんならでは、なのかしら?

以前、蕎麦打ち好きな友人の父と、ホンモノの蕎麦打ち職人の二人を招いて、まったく同じそば粉で蕎麦を打ち比べてもらいました。
そのときの粘りの違いには、びっくりです!!
蕎麦打ち職人って、ほんとすごいですよ〜

蕎麦屋さんに行くと、甘味だけを食べたくなってしまう私。
ぜひぜひ「こ寿々」行ってみたい!!
Posted by たーしゃ@あずきらいふ at 2005年08月27日 11:44
ここのわらび餅大好きです〜鎌倉に行ったら必ず行くお店の一つです。お昼に鰻を食べてブラブラしながらわらび餅を買って・・・・みたいなコース。鎌倉宮のほうに素敵なカフェも見付けました。何度行っても楽しめる鎌倉って素敵ですよね。美味しいお店も沢山あるし。やはり、食い意地の方が勝ってる。
Posted by theta at 2005年08月27日 12:07
★たーしゃ@あずきらいふさん
こ寿ゝは甘味も蕎麦も美味しいんです。でも
北海道ってめちゃ新蕎麦おいしいんですよね。
ここ一ヶ月以上ソバリエレポートで苦しんで調べてるけどやはり北海道産の蕎麦粉は重要ですよね。しかしあんなにどこのお蕎麦屋さんもクオリティが高いのにはびっくり。私は北海道でまたお蕎麦食べたいー。トレードします?(笑)食べるだけで農業できないけど。
★thetaさん
鎌倉は海と山と寺などの鎌倉文化とおいしいものがあって楽しいですよね。今年は波乗り、さぼってなかなか海に行けない。運動したあとおいしいもの探すのが大好きなんだけど。まだまだ素敵なカフェもあるんでしょうね。私もヴィムモン・ディ・モンシュ(スペル忘れた)によくいきます。
Posted by あんころりん at 2005年08月28日 08:09
今朝の広告でみかけたので。

大井町 阪急で
9月4日 京都 洛匠 のわらびもち が限定20個で販売されるようです

ちょっとあんころりんさんの 生活圏ではないですよね・・・

ん?今日だ!31日 福岡の 石村萬盛堂 の塩まめ大福も限定50個のようです・・

あ〜〜いけない・・・

私結構 阪急好きです
やはり関西人ですね
地方の限定品が結構きますので。

Posted by ゆっか at 2005年08月31日 08:39
☆ゆっかさん
貴重情報をありがとうございます。
リコメントが遅れてすみません。
えーん詠んだのが31日の夜遅く・・。
塩豆大福惹かれるー、でもどっちにしても行けませんでした・・。大井町はなかなか出かけないですけど、でも自転車で行ったことあります、遠かったけど。ここのところ仕事が溜まってしまって。指も怪我して・・。日曜日はむむむ。ゆっかさん行くのですか?阪急はそうか、関西圏のお菓子に強いのですね。従姉妹と伯母が関西なんですけど。私は詳しくないです。
Posted by あんころりん at 2005年09月01日 16:09
はじめましてー
近場でおいしい「くず餅」食べれるとこないかググっててHITしましたー。
こ寿々のわらび餅・・
私も持ち帰ったことありますよー。
去年の夏だったかな、原チャのメットインに放り込んで帰ったら・・ぜんぶベッチョリ1個につながってました;;
切り分けなんて出来ず、
フォークで引きちぎって食べました・・;;
なんかあの時の記憶を呼び起こす記事でめちゃ笑えましたw
Posted by mi.tanaka at 2005年09月04日 10:09
★mitanakaさん
訪問&コメントありがとうございます。
いやいや笑っていただけたら誠に嬉しいです。
こ寿ゝのは、ほんとにうっかりすると
えらいことになりますよね〜。
あの粘りったら。
あれがおいしいんだけど。
フォークで引きちぎるって。
mitanakaさんもかなりの力技ですね。
また遊びに来てコメントもぜひぜひ。
よろしくお願いします。
Posted by あんころりん at 2005年09月04日 14:48
☆mi.tanakaさん
すみません、お名前の表記を間違えました。
そちらサイトはコメントできないようなので
こちらでします。
湘南には今年は私は行ってないのですが、
材木座、由比、から稲村、七里、辻堂などよく行きました。ここ数年は家族はサーフィン、私はブギーに切り替えて湘南を楽しんでました。家族は今年も由比などへ度々乗りに行ってます。
雰囲気のある画像すごく楽しめました。
Posted by あんころりん at 2005年09月04日 15:12
こんにちは!お久しぶりですね!美味しいわらび餅でしたよね!私は京都の茶洛さんと一幸庵のが今までで一番美味しいと思いました!食感が全然違うからそこそこの美味しさがありますね!笑。でもココの浜時で美味しいと思いました!また食べたいなー!笑
Posted by 生栗和栗 at 2005年10月31日 17:36
★生栗和栗さん
さすがにたくさん召し上がってますね。
私も同感。いろいろのおいしさが楽しいけれど
ここのが好きなんです。
Posted by あんころりん at 2005年10月31日 18:40
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段葛こ寿々 鎌倉
Excerpt: 段葛 こ寿々最寄駅:鎌倉料理:そば / 甘味処採点:★★★★☆一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円用途:昼食 このわらび餅は美味いです! 弾力と咽喉越しが素晴らしい! ..
Weblog: 石を育てています by Ryuman
Tracked: 2006-10-30 00:11
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