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「和菓子wagasi」−東京のお菓子・菓子パンを歩く

2005年09月13日

『亀泉堂』再び―『四ツ折最中』と『カステラ』

aa 083.jpg
↑左から、四ツ折最中、水ようかん、新いもの芋羊かん、むし金つば

ひさびさに原点?に帰り
「近所の和菓子屋さん」です。

『亀泉堂』 (世田谷区北沢5−36−9)は
6月6日の「グッドルッキングなお店達」」シリーズでも紹介した
ご近所のなかでも大好きな古い和菓子屋さんです。

定休日はないので「きままにやって」いるとは奥様のお話。
―でも9月はお休みなし。
営業時間も「だいたい8時から9時ごろ」とおおらか。

でも『芋羊羹』などは10時過ぎが無難です。
この説明だけでも「ゆたかなる時間」を共有できそうなお店です。

こちらは(記憶をたどると)
昭和30年ごろにはあったように聞きます、
ご主人に確認してないが。

だいふく4 020.jpg
↑クリックね

お店を見るとその佇まいに「もっと古いかも」
と思わせる素敵なオーラがありますけれど。

前回、当サイトで紹介した際に
”大人のレイドバックなサイト”((と、勝手によんでる)
素敵なセンスの『Cherubim weblog』
Cherubimさん
この超マニアック?なお店を紹介している事を教えていただきチェック。

そちらで
以前から気になっている『カステラ』も素朴でよい!と確認、
加えて『四ツ折最中』も次はぜひ!味わいたかったので
涼しくなったら行こう、と思っておりました。

涼しい筈がすごい暑い日中でしたが、
2ヶ月ぶりに伺っても
やはりその静かな佇まい は変わっていないので
ほっと嬉しくなります。
だから ご近所系の和菓子屋さんは好きでたまりません。

さて
ご主人も「和菓子屋のカステラはおいしいんだ、色は悪いけど」と
自信作のようです。
見るからに素朴な色合いに
始めて見た時から
「おいしそうー」と惹かれてました。

aa 093.jpg
↑素朴な色合いに惹かれる「和菓子屋のカステラ」

『和菓子屋カステラ』玉子をたっぷり使うので
「おしいい」のだそうです。

個人的には
一般的なあの「しっとりと甘い濃厚なカステラ」は
あまりいただかないので・・嬉しい。

手作りの「和菓子屋」さんの長崎カステラは一本1,200円ですが、
すこしづつ小分けの切り売りは260円からあります。
これもご近所的でうれしい
今回は400円バージョンを購入。

はちみつ入り、とあります。
でも文明堂の色とは大分違うな。

『どら焼き』が以前食して美味しかったので期待は大。

『水ようかん』(110円) 『むし金つば』(120円)を注文、
そして
まさしく「看板」菓子の『芋羊かん』(120円)は
嬉しいことに「新いも」!の文字。

aa大福 030.jpg
↑クリックね、「看板」菓子の芋羊かん


亀泉堂のものは お芋の粒々
あえて残してあるのが良いんです。
見るからにお芋のお菓子らしくておいしいそう。
来ると必ず買ってしまう。

次に
今回の私的メインは『四ツ折最中』(小倉あん)(140円)です。
とにかく惹かれるルックスと名前です。
こちらは個別に手作り感のあるパッケージ入りです、
全然素っ気無いけど。

最後にご主人が
添加物は使ってないから、気をつけて、と一言。

持ち帰って
早速、まずは『カステラ』を。
家族は分厚く切ったものを
「おいしい」と定番の牛乳、でぱくついている。
カステラ特有のナイフにべったり蜜がつくことはないです。

aa 094.jpg
↑クリックね、しっとりしない「カステラ」は
ファンが多いのです



確かにおやつに良い「ぱくつける」味わい。
わりとドライな食感で玉子の香りがする。

普通の「長崎カステラ」水飴と砂糖を使うようだけど、
亀泉堂のは砂糖だけなのか?わかんないけど。

ちなみに「水飴」は砂糖と材料が違います
(普通はでんぷん、上物はもち米などから作る)

普通のカステラと比べると
バタークッキーとタマゴボーロくらいの差がある?
牛乳もむろん良いが、緑茶にもあうし
あの『シベリアケーキ』にも
『カステラアイスサンド』にも良さそうです。

昔風の晒しすぎない黒っぽい色合いの『水ようかん』
しっかり
こしあん」と寒天のコラボレーションの楽しめる食感で
あんの味もすごく好み、冷やすと味がぐっと引き立つ。
もう一つ買えば良かった・・。

aa 099.jpg
↑クリックね、むし金つばも「あん」がうまい

『むし金つば』小豆粒あんがかなりうまい
あんこがおいしいのだ、ここは。
ダイレクトに粒あんが味わえるものを考えたら
今までいただいてなかったわ、うかつ。

食べすぐないように半分だけ、と思ったけど
結局完食

こうなると『四ツ折最中』がすぐ食べたい、
・・ので食べました、続けてだけど。

比較的、最近「もなか」に目覚めた「もなかビギナー」。
そのせいか
割とどこでも「もなか」を一個は購入するけど、
なかなか「すっごいおいしい、もう一つ」
というものには出会えません。

が、ありました。
「これだ、この粒あんの味」と。
『四ツ折最中』
「粒々小倉あん」のねっとり感がほどほどで、
さっくりした皮にぴったり。

aa 098.jpg
↑小倉あんの小豆粒が残り最中としては「てり」も少なめ

一個で「もういらない」という濃厚タイプではないので、
和菓子ファンにはとてもありがたい。
「またすぐ食べたくなる」味わいです。

いうまでもなく『芋羊かん』
(家族と取り合いで→一個しか買わなかった)
おいしくいただきました。

しかしこのお手頃なご近所価格
こんなに「ぱくつけちゃう」なんて。

本当に尊敬すべきは「近所の和菓子屋さん」です。

小さな川のそばの小さなのんびりした「北五商店街」
『亀泉堂』さん。

『小津映画』の佐田啓二が
下駄履き姿で「カステラ」なんか買っているのが
似合いそうな、

そんな不思議な佇まいの「和菓子屋さん」です。

おいしいし。
posted by あんころりん at 18:59| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(2) | 和菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!
芋ようかんは『新芋』なのですね。それをうかがって秋が始まった気持ちになりました。ここの芋羊羹は、お芋の甘さをちょっと後押しするぐらいの甘さだった記憶があります。今度確かめてみないと。

『亀泉堂』の先のT字路を左に曲がって少し行った所の右側に『ガレージ』というパン屋さんがあるのですが、元々お家の駐車場だったところがパン屋さんになったようです。なので、勝手に「奥様がお店をされているのかな」と思っていたのですが、にっこりと微笑みながら奥から出ていらしたのが旦那様でした。お店の重要な要素は『味』だけではなく『人』も重要なのだな。と、この2つのお店で感じました。

僕の方でもトラックバックさせて頂きました!
Posted by Cherubim at 2005年09月13日 19:51
cherubimさん
こんにちは。
芋羊かん、そうです、甘党以外にもいける味。
ガレージは私もたまに通ります。
こじんまりしたお店でこじんまりしたパンで
脱サラ?かなというかんじのご主人がお店番してました。でもまだ買ったことないのです。
Posted by あんころりん at 2005年09月15日 15:15
こんにちは

ご無沙汰しております。

実は最近あんこもの開拓できてないのです。

むしきんつば、真剣に・・・よだれがでてきてしまいました

実は 今ちょっと生活が変わってしまいました。
でも、おやつは 松島屋さんの 豆大福を1日一個は食べています。

是非 覗いてみてください!
http://blog.livedoor.jp/mameshiba_gon/

もう少ししたら、食べ物日記も更新しま〜す!
ゆっか
Posted by ゆっか at 2005年09月15日 20:15
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