↑初挑戦『ごろごろ生栗の蒸し羊羹』。
素朴な切り口は手作りの良さ?
「岐阜県 七福 の栗蒸し羊羹」の話(by生栗和栗さん)を読み
いっそ自分で
自家製『ごろごろ生栗の蒸し羊羹』
を作るか、とトライしました。
「いっそ作るか」に至ったのは、
それは『生栗』!の蒸し羊羹が我がアンテナを直撃。
じつは
栗の甘露煮が好きではない、ので
いつも栗蒸し羊羹の「栗」部分は
全部、他人にまかせてます。
「蒸し羊羹」だけ、ってあまりないし。(上り羊羹、とかね)
↑クリックね、これを全部
↓
↓
↓この中に入れました
けれども『旬のゆで栗』は好物。
栗の料理も作るし。
なぜ、「栗蒸し羊羹」の栗は
甘露煮しかないのだ?
と不満でした。
が、ここで栗の本場では「生栗蒸し羊羹」がある、
ことを知り、
お取り寄せなんかする間に(多分出来ないし)
さっさと自分で「作るか」と。
都合よく先日の和菓子スタジオ「へちま」のクラス
が『小豆の煮方』。
よし、そのときいただいた「こしあん」がある。
おまけにスタジオの金塚晴子先生の連載レシピ
(「GREEN」のほのぼの和菓子)は
タイムリー過ぎる『栗蒸しようかん』!
しかも簡単そう?
夜には家具工房『natural wood style』を準備中の
あんこ好き友人との集まりがあるし、
手みやげにしよう!
↓一応ラッピング
そうそう7月10日の『「浮島」つくり』、
で入手した「ステンレス枠」もやっと使える。
道具は使わなくっちゃ。
さあ、これだけ
いいことずくめの条件が揃って、
作らないのは
「小豆亭あんころりん」の名がすたる?(なんだそれは)
さて
レシピの「栗の甘露煮」を『生栗』に、
上白糖を普段使っている「キビ砂糖」に
少し調整して材料を揃えました。
★せっかくなので簡単に手順を。
(私のレシピではないので分量は書きません、
GREENは無料で購読可)
↑クリックね、材料です。
栗は少し茹でると鬼皮が剥きやすい
小豆こしあん、薄力粉、片栗粉、キビ砂糖、天塩、湯、
そして重要な!
『生栗』をざっと茹でて皮を剥いたもの。
最初に
小豆あんに小麦粉を混ぜて手で粘る程度まで混ぜ
↓片栗粉も加えてよく混ぜる
↑クリックね
キビ砂糖と天塩も加えてよく混ぜ、
↓次に湯をすこしずつ加えて、とろりとする柔らかさにのばす。
↑クリックね
↓そしてたっぷりの生栗!を加える
↑クリックね
↓紙を敷いた「わく」に生地を流し込み蒸籠で蒸す。
生栗を使ったのと「わく」が小さかったので
↓約1時間蒸しました。(甘露煮なら40分だけど)
↑クリックね
さて蒸し上がったらわくのまま完全に冷まして
取り出して切り分けます
切り分けると蒸し上がった栗がごろごろとしている。
さすが『ごろごろ生栗蒸し羊羹』 。
不安ながらも一口
・・・むむむ、いける!
何と、思ったとおりの味わいだ!
家族全員に分けると
「最高」とうれしいお言葉。
↑『生の蒸し栗』の食感と自然な甘さが
我が家の好みです
そうだ!
考えたら、十五夜の父のお供えにもなる。
栗蒸し羊羹は大好物だった。
たまにはいいことずくめの手作りもあるなー。
家具工房の友人にも
「注文したい」とのお褒めに預かり、
かなり天狗状態。
でもこれ・・
『へちま』のこしあんの力がかなり大きいの
実は。
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とっても美味しそうですね。私も注文したいな〜(^。^)
嬉しいな、
そういわれるとまた天狗の鼻がにょきにょきと。
でも簡単なのでthetaさんなら
もっと上手に作れますよ、
絶対普通のものを買うよりおいしいです。
ホクレンの小冊子「GREEN」はいいですよ。
栗がゴロゴロこんなにいっぱい入ってて、
この贅沢な厚さ!素晴らしい☆*・お友達が羨ましいです!
私、栗ご飯も栗多めが大好きで、実家の母が炊く時には、
必ず栗多めにして!って頼んでました。
「じゃあ皮を剥くの手伝って!」って手伝わされてましたけど(^^;)
あんころりんさんのお父様も天国で
今頃美味しそうに頬張ってますね、きっと!!!
あの記事にインスパイアされて作ってみました。
生栗だと確かに全体にほっくりして
「あー秋の味」というかんじになりますね。
でも生栗さんは本物のおいしいの食べちゃっているから、これ食べたらがっかりしますよ。
まあ見た目がごついのは許してください。
★ちょこさん
秋だしそろそろ、ちょこさんにも手伝っていただきますか、はは。
ほんとに、絶対炊き込みご飯は具がどっさり(出来れば具のなかに少しごはんが見えるくらい)がおいしい、と思います。
父はこういう素朴な和菓子が大好きでした。
頬張りすぎてむせてるかも(笑)
心優しき(やはりこれがぴったり)
ちょこさんにもご利益が絶対いきますよ。
すごくやさしいおじいちゃんですから。
全然似てない私ですが。
生栗和栗ちゃんとこから遊びにきました
HNがよく似ていて(^^ゞ
あんころりんさんとまめころりん・・・・・
羊羹 家で作れるんですね(^-^)//""パチパチ
私も今日 生栗を茹でたんですが
皮をむく気力がなくて皮つきのまま ご飯のおかずに
しちゃいましたf(^^;)
おいしそーな栗蒸し羊羹・・
このままガブリと1人で食べてみたいです
わたしも甘露煮ではない栗蒸し羊羹にあこがれますー。
今回のお写真、あまりにおいしそうで暴力的でもありますわ。
こんにちは、はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。
あんこの元はお豆ですから、
まめころりんさんを炊くとあんころりん?
小豆亭あんころりんとしてはまめころりんさんは姉妹とお呼びしていいのかしら(笑)
皮のままの栗をおかず?どんな風に料理したんでしょう?興味あります。皮は食べないんですよね?おもしろ〜い。
どうぞかぶっとどうぞ。
★kozueさん
”ヴァイオレンス甘味フォトグラファー”の
あんころりんです。
目指せあんこアラーキー!とか。
そうかkozueさんもアンチ甘露煮派なのね。
じゃあサイレントマジョリティだったのか。
自分だけかと思ったけど、何で世の中に少ないんですかねー。
何度ものぞいてはあちこちに涎の跡を残しているのですけれど・・・
こりゃまたなんとも美味しそうですね♪
甘露煮でない栗派に賛成1票いれたいところ(^o^)
私も栗剥き器そろそろ出動させなきゃ〜☆
あれがなきゃ、ちゃんと剥けやしないので(^ ^ゝ″
お久しぶりです。
そうですか、たけさんもノン甘露煮派ですか。
これは旗揚げせねばならないかしら。
でもたけさんなら簡単に作れちゃいますよ。
あれほど難しそうなお菓子毎日作っているんだから。
私のこの羊羹なんてど素人の
おやつです。
でも・・美味しかったの。
ちなみに栗っちは少しだけ茹でると
包丁でも剥きやすいです。
TBさせていただきました。
すっかり癒着体質ができあがってしまいました(笑)
癒着粘着大歓迎です。
あとは金権ですね。
羊羹箱の中に札束かしら。
おっさんです。一念発起で圧力鍋で蒸し栗を作ってみようと。
で、只今進行形。
失敗しないとどうせ上手くいきませんが。
渋皮を柔らかくする為に前もって水につけるとかあります。
が、それはおいてさて本題部分の蒸し時間の質問です。
インターネットあさったら、
圧力鍋の蒸し時間が5〜6分程度で、
後はピンが下がるまで自然冷却とか、あるいは急冷とか色々あります。
が、この程度の時間で上手くいきますか?
ピンが下がる時間なんて10分も我が家のはかかりません。
割れ鍋使いではないけど、ことによって蒸気が
漏れるから簡単にピンが下がっちまうかも。
栗蒸し羊羹自家製トライするなんて、相当ツワモノ!!!。とてもうまそうです(^・^)
また東京の和菓子情報の多さに敬意を払って、挨拶代わり質問発信します。
和菓子食いたい時は、またこのHPを拝見しに参ります。
2012.10.14
はじめまして こんばんは。
圧力鍋もさまざまですので一概には言えませんが、ワタシの経験では、その程度の時間です。その後しばらく放置しておくと余熱が効くと思います。
やけどにはくれぐれもご注意なさってくださいね。なんにしても蒸し栗、おいしそうー、良い栗に当たるとイイですね。
気が向いた時にまた遊びに来てください。いつでも大歓迎です。
さっそくご回答有難うございます。
結局結果としては、10分程度加熱⇒冷却で柔らかく出来ました。
もらい物冷蔵庫3週置いたんですがあまり甘くなかった。
虫が出るかと予想がはずれ皆無。虫の方がやっぱり頭よさそう。
今度はもう少し立派な栗買って来て、試してみようと。
栗羊羹だとつぶし餡に栗ゴロゴロの栄太郎だとか、小布施の桜井甘精堂が好き。
コーヒーのお供はやはりモンブランかな〜。
資生堂とか京橋のホテル西洋地下などは、
値段はそれ程変わらないから試してみる手も。
あんころりんさんの著書があることがわかったので、早速手配しました。
お返事が遅れてすみません。
成功してよかったですね〜。
早生は終わって、これからの栗は中出以降の貯蔵ものになるのだと思います。保存方法によっては甘みも増すけれど
ちょっとお高くなるのが難点です。
拙著をご覧いただけるなんて感激。お恥ずかしいかぎりですけれど、本当にありがとうございます。
季節柄まだもう少し栗を楽しみたいですね